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今ホットな話題のESG投資とは?概要と注目点に迫る!

どうも。
コメダ珈琲店の2018年2月期の決算資料を見ているときに「ESG」というキーワードが出てきて思わず反応してしまった倍プレです。

 

ESGとは何ものなのか、ESG投資とはどのような投資形態なのか、素人なりに調べてみたのでまとめてみました。

What is ESG?

そもそもESGの語源は何なのでしょうか。

環境(Environment)、社会(Social)、企業統治(Governance)の英文字の頭文字をつなげたものです。数年ほど前に話題になったCSRにも、考え方としては似ているところがあるかもしれません。

そしてESGに配慮している企業を重視・選別して行う投資のことをESG投資と言います。

 

www.byeplayer.com

 

3つの重要なキーワード

1) 環境

二酸化炭素の排出量削減や化学物質の管理を重視。

2) 社会

人権問題への対応や地域社会での貢献活動を重視。

3) 企業統治

コンプライアンスのあり方、社外取締役の独立性、情報開示などを重視

社会的責任投資(SRI)との違いは?

従来の社会的責任投資(SRI, Socially Responsible Investment)は環境保護などに優れた企業を投資家が応援しようという発想でした。

ですが、ESG投資は環境、社会、企業統治を重視することが結局は企業の持続的成長や中長期的収益につながり、財務諸表からは見えにくいリスクを排除できるとの発想があります。

つまり、目に見えないところでの努力は結果的に企業の成長につながっていく、ということです。もちろん、目に見える決算資料や財務諸表なども大切なことには変わりありませんし、企業のPR方法1つで株価や世論に影響が出ることは従来通りです。

ESG投資の市場規模は?

実は世界でなんと2,500兆円と言われています。

※このNHKクローズアップ現代+のサイト、めちゃくちゃわかりやすい…そして長くて充実しています笑

ESG投資の主な手法は?

若干抽象的ではありますが、下記が主な手法として挙げられています。

・投資や対話を通じて、投資先企業に環境や人権問題といったESG課題への対応を促す

・ESG課題への対応に消極的な企業を投資先から外す

・資金の使い道をESG関連に絞って投資、融資する

海外における主な事例

大手機関投資家であるロックフェラー・ブラザーズ・ファンドが2014年、化石燃料への投資から撤退するした例や、ノルウェー政府年金基金が2015年、利益が石炭に依存している企業への投資を中止するとした例などがあります。

日本国内の現状

年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が2015年にPRIに署名したことから、大手生命保険などが続いて署名し、2017年5月時点で、既に50以上の機関が署名しています。大手生保などの間で、貧困解消や女性の活躍などへの支援に使い道を絞った債券に投資する動きが広がっているとのことです。

「ESG投資をしている団体」を名ばかりで鵜呑みにしてはいけない?

面白い記事がありました。
米国ESG投資事情 見かけ倒しのファンドにご用心? | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)

詳しくは記事を見ていただければと思いますが、印象的な文書が最後にありました。

この問題の一端は、データに瑕疵があることと、判断基準の標準化がなされていないことに帰せられる、とイェール大学教授でサステナブル投資を研究するダニエル・エッツィはいう。温室効果ガス排出量についても、供給チェーン全体の排出量を含めている企業があるいっぽうで、自社施設の排出量のみを対象としている企業もあるからだ。そういったニュアンスを理解できる人が少なく、たいていのリポートは叩けば埃が出るようなものになっているという。

「ESG投資をしている」ということではなく「ESG投資をしているファンドはどこに投資しているのだろう?」と疑問を持つことが大事ですね。

 

ESG投資してるんだ~!って言ってるけれど実はタバコで有名な企業や、環境破壊につながりかねないことをしている企業、人権侵害で訴えられている企業などに投資しているファンドだった、、、ということもザラにあるようです。

個人投資家にも拡大なるか?ESG投資

もちろん既に個人投資家の方の中にも自信をもってESG投資をしている、という方もいると思います。ですが、その数は限りなく少ないのではないでしょうか?

そして環境や人権を保護することと利益を追求することは必ずしもイコールではない…場合もあるので企業側も悩む点が多そうです。

 

ただ、昨今企業側のCSR活動は数年前に比べて盛んに行われていることですし、大企業の中でも自然保護を企業の本業活動外のところで行う企業が出てきています。

私も長期ホールドしているコメダHDのほかにもESGに力を入れている企業が目に入ったら、色々と研究していきます。

ESG投資を学ぶ上で参考になる文献

下記の本は全体の概要から浅く広く説明してくれるのでおすすめです。単行本で買うと少し分厚いですが、非常に参考になりました。ESG投資を1から学びたい方、まだ知識が足りないなぁという方は一度読んでおいて損はないでしょう。

著者の水口剛(みずぐち たけし)さんは高崎経済大学の教授で、JSIFの共同代表理事もされています。

ESG投資 新しい資本主義のかたち

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